どくぜんてきな、ほんだな

 読んだ本に値段をつけるブログ。
 評価が1万円なら、1万円出しても読みたいということ。
 ほとんどの本に定価以上の価値があると考えているので、基本的には定価を最低ラインとして主観で値付けします。
 逆に言えば、ほとんどの本には定価に見合う面白さを期待しているともいえます。定価以上の値段をつけている時は、期待以上の本だったということです。
 本の内容にはあまり触れません。メモ的な意味合いが強いブログです。
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生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
 評価は1100円。

 分子生物学の歴史をクロニカルに紐解きながら、初学者に分子生物学の魅力を伝える新書。

 こういう本を書くのには様々な能力が必要で、アカデミックな理論を正確に理解する能力は勿論、ある理論のアカデミックな世界での評価を把握する能力、キャッチーな話題を選別する能力、一般人に分かりやすいように噛み砕く能力などが求められると思いますが、この本の筆者はこれらをかなり高いレベルでクリアしているように感じられました。
 ただ、時々ブンガクしようとする癖があって、そこは少々辟易。あまり言葉選びのセンスは無いかも。まあ、ブンガク的なセンスまで持ち合わされたらかないませんし。

 やはり、一般向けにアカデミックな内容の本を書こうとすると、どうしてもその分野の魅力を最大限にアピールする形になりますね。ただ、どこの世界でもそうですが、一般の目を惹くような華やかな理論の下には累累と横たわる研究者たちの屍があって、そういった屍の部分をフィーチャーした本があっても面白いかもしれないと思いました。
| きのこ | その他 | 17:13 | comments(0) | - |
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