どくぜんてきな、ほんだな

 読んだ本に値段をつけるブログ。
 評価が1万円なら、1万円出しても読みたいということ。
 ほとんどの本に定価以上の価値があると考えているので、基本的には定価を最低ラインとして主観で値付けします。
 逆に言えば、ほとんどの本には定価に見合う面白さを期待しているともいえます。定価以上の値段をつけている時は、期待以上の本だったということです。
 本の内容にはあまり触れません。メモ的な意味合いが強いブログです。
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カラフル (文春文庫 も 20-1)
 評価は定価どおり。

 前世に犯した罪の為に輪廻転生のループから外れてしまった魂が、自殺した中学生の体を借りて償いをするというお話。設定的には『密リターンズ』とか『幽遊白書』の三巻までに少し似ているかもです。

 森絵都は幾つかの作品で「世界の理不尽さ」的なものを書いていて、直木賞を獲った『風に舞い上がるビニールシート』でもこの作品にもそれは共通すると思います。ただ、森絵都における「世界の理不尽さ」は主題でも副題でもなくて、起承転結の為の道具に終わっているように感じられます。ハッピーエンドを引き立てる為にしか存在していないような。
 勿論、テクニックとしては非常に有効なのは分かるのですが、個人的には好きではないです。森絵都にはそんなことをして欲しくないという思い入れも少々あるかも。

 ところで、この作品は新聞の書評欄で「再チャレンジするニートに勇気を与える傑作」とかって紹介したら面白いかも。
| きのこ | 小説 | 19:01 | comments(0) | - |
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